米沢古文書研究会の出版物
研究会で出版している「御成座敷邯鄲枕を読む」「飯粮集を読む」「翹楚篇を読む」「飯豊の山ふみ(復刻)」は在庫があります。 注文は,0238-21-2322高橋まで。
内容は,ここに掲載(pdf)してあります。

 2021年6月の研究会例会について

 6月例会は通常どおり実施する予定です。
 ・6月19日(土)午後1時30分からⅠ部例会

 ・6月26日(土)午後1時30分からⅡ部例会。
 Ⅰ部とⅡ部の部屋が異なります。注意
  ↓下に,勉強内容が掲載されています。
   マスク着用を願います。

 今年(2021年)の入門講座の予定です

  テーマ 「鷹山の福祉政策」
 日時 7月3日(土),10日(土)午後1時30分から
 場所 置賜総合文化センター
 内容
 莅戸善政が復帰してからの鷹山にかかわる藩政の一つとして,老人などに 対する福祉政策に関する文書を読んでみます。

   2020年秋のミニ講演会を実施 

10月24日(土)午前11時から,伊藤和夫さんに
 「三味線の音に魅かれて」
と題して,実演付きの講演をしてもらいました。





10月17日(土)午後1時30分から,米沢高等工業本館(山形大学工学部)と林泉寺の見学を行いました。
本館は,名誉館長の山崎さんに案内してもらいました。
 会員の中には,本館の事務室の職員をしていた方や
  学生として階段教室で講義を受けていた方など
   思わぬ関係者がいることも判明しました!

 各自治体の新型コロナウイルスの情報
山形県  米沢市  南陽市  長井市  高畠町 
飯豊町  白鷹町  山形市  山形・非公式コロナ情報
厚労省  経産省コロナ支援対策
 ! 解読に挑戦しよう その2 ! 
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 次の文書も,ある方から預かったものです。出だしが「華筆拝見」とあるので,華筆拝見文書と名づけておきます。
解読に挑戦し,誤りを恐れず掲示板に投稿して下さい。画像をクリックすると大きく表示される(はず?)





   鷹山のエピソード

 「国政談」の著者竹俣当綱は天明2年に失脚した。当時,糠野目口番所勤めの吉田綱富の日記には次のように書かれている。
「天明2年10月29日,暮半時,御役所より飛脚到来,書面来る、竹俣美作隠居の段、これにより(広居)図書壱人にて御政事取量申候段申来る、左の通
一筆申達候、然ハ今日、竹俣美作不届之儀ニ付、隠居被仰付、依之右代り不被仰内ハ図書壱人にて御政事被取量ニ付為承知右旁申達候様被申候、恐々謹言
  十月廿九日   御役所
   糠野目 御番所

 この当綱失脚を本人に告知したのは、当綱の盟友であった莅戸善政である。江戸の鷹山から命ぜられ小姓頭の善政が米沢に下向して告知した。その様子は,杉原謙「莅戸太華翁」に書かれている。
 初め当綱は鷹山の聡明を輔翼し献替するところ枚挙にいとまあらず、十余年大小の機務ことごとく委任を蒙り、殖産興業の端緒をも発するに至った
 しかし晩年に及びて事を恣にして驕慢の所為一にして足らず、遂に家国の法典に許容すべからざるに至った
 然れども当綱の権勢内外に及び、当局の役人率ね当綱党にして容易に手を下すへからず、鷹山は江戸に於いて深く善政と評議の上終に翁をしてその任に当らしめらるることに決し、 天明二年の冬表面は公の実子顕孝公を治広公の順養子に定められたる御悦を重定公へ申し上げる使者と称し内実は専ら当綱処分のため急に米沢へ御用下りを命せらる。


例会などの案内

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   会場はいずれも置賜総合文化センター
     2021年6月例会の予定
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 ★6月19日(土)13:30~ 1部例会
   国政談    p176  1行目から
   増補旅使奏訓 p76  7行目から
   文化センター2階203研修室

 ★6月26日(土)13:30~ 2部例会
   式目   p719 1行目から
   井蛙鄙談 p59  9行目から
   文化センター3階301研修室

  いずれも,今後のコロナ情況次第で変更あります。

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 伝国の杜・上杉博物館で鷹山展を開催してます

上杉博物館開館20周年の展示会として鷹山の生涯展が開催されています。研究会で取り上げた竹俣当綱の「国政談」や莅戸善政の「翹楚篇」に関連した資料もいろいろ展示されています。 (4月17日から6月20日まで,右のチラシをクリックするとPDFのチラシ表示)

 総会を開催しました(2021年4月17日)

2021年の古文書研究会総会を無事に開催しました。 昨年は新型コロナ感染症対策のため書面開催でしたが,本年は次のとおり開催しました。
 2021年4月17日(土)午後1時30分
 置賜総合文化センター 203研修室
総会終了後に飯豊山穴堰の文書を読みました。
穴堰の資料はここにあります。

 「翹楚篇を読む」出版しました

 上杉鷹山の姿を側近の莅戸善政が記録した「翹楚篇(ぎょうそへん)」の解読書を出版しました。
 古文書研究会双書の3冊目になります。
 翹楚篇は,莅戸善政が藩政改革に復帰する前の寛政元年ころに 書かれた鷹山の言行録で,鷹山の子の顕孝に献呈されました。
 江戸参勤のおりに家臣から花見に誘われても下戸のため行くのを嫌がる様子とか, 鷹山の人となりを知ることができる56のエピソードが記載されています。
 今回の双書は,原文(米沢図書館所蔵)の翹楚篇写しとその解読に加えて,現代語訳もあり,古文書を 読めない方でも内容を詳しく知ることができます。
 1500円です。購入は高橋0238-21-2322まで。
 その他の古文書研究会の出版物は,ここに掲載してあります。


 「翹楚篇を読む」出版記念講演会を実施

   2021年1月23日(土)午後1時30分~
   置賜総合文化センター301会議室
    明君上杉鷹山像の形成と展開 -最近の研究成果から-
      講師 宮田直樹さん(米沢市教育委員会)
 幸に米沢でのコロナ発生がなく,また,吹雪にもならず実施できました。

 解読相談会を実施しました

 11月21日(土)午前10から12時まで 文化センター2階203研修室
  4名の参加があり,いろいろな文書を持参下さいました。
 各相談の方はパーティションで区分けし,会員が数人ずつ
 分担して相談にあたりました。

6月20日に実施した1部例会の様子です。一人一つの机で,マスク着用,講師の前にはお手製の衝立です。



   南陽市の白竜湖-国政談から-
米沢市の北にある南陽市赤湯の白竜湖は,昔は,この写真に見える一帯すべてが大谷地と言われる広大な湿地帯だった。 これが,水田造成のため排水され,残った湖が白竜湖と呼ばれているが,水深が低下し,これすら消滅の危機に至っている。 竹俣当綱の「国政談」には,次のように指摘されている。「北条郷赤湯村の沼は広く辺数十丁谷地にて浮島のごとく, この沼の水を抜き落として新田となせば万石もの収穫があると昔より言われているが,沼の水を抜けば,後にどんな害が 発生するか明らかにしがたいのであり,赤湯沼を新田に開発することはおそるべきことである」(p99~100)



白竜湖周辺は,以前は,低地でありながら高山の湿原植生と同じようなミズゴケ湿原にサギソウ,サワラン,トキソウなどの植物があり,とても貴重な場所だった。 今では,これらの植物は消滅し,白竜湖に繁茂する菱(ひし)は,白竜湖消滅の原因を作っていると言われている。 しかし,消滅の原因を作ったのは竹俣が指摘するとおり人間である。(なお,写真はいずれも2008年7月で,現在とはやや異なる。)

  「飯粮集」を読む

 「飯粮集」は,天明3年,米沢藩で編纂した救荒書だ。天三の飢饉と言われる天明3年の大飢饉に直面し,藩医を動員して食べられる野草などの解説書を作成した。  当時の藩主は上杉鷹山,鷹山は2年後の天明5年に隠居する。  「飯粮集」の20年後に,米沢藩では版木出版で「かてもの」を出している。「飯粮」も「かてもの」も同じ意味だ。
 この「飯粮集」は写本しか存在せず,必ずしも読みやすい筆跡ではないが,変体仮名が多く使用されているので古文書の勉強になる。  「『飯粮集』を読む」は,右ページに解読,左ページに原文を配置し,古文書の初心者の勉強に配慮した編集だ。  直接に飢饉による被害を記述した部分は少ないが,山菜の利用法は「ゆでさわし」が多く,天ぷらも塩漬けも困難な江戸時代の状況がしのばれる。
 1冊1000円,書店での販売はなく,21-2322高橋まで。



      [米沢古文書研究会の会費など]

会費 年3600円(他に教材費必要)
1部例会 毎月第三土曜日
   教材は,国政談(竹俣当綱)と増補旅使奏訓
2部例会 第四土曜日
   教材は,御代々式目と井蛙鄙談(せいあひだん)
原則として会場は,米沢市の置賜総合文化センター
(例会は8月は休み)
連絡先 中村(Tel 0238-22-2651)



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