市立米沢図書館古文書解読講座

 ★2019年2月16日(土)10時00分~16時00分まで
   「甘糟家文書を読む」
  講師 青木昭博さん(図書館郷土資料担当)
 ★2019年2月23日(土)10時00分~16時00分まで
   午前 文の燈を読む 講師 青木昭博さん
   午後 置賜地方の近世文書を読む
    講師 小林文雄さん(米沢女子短教授)
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    場所はナセBA 体験学習室
    受講料 1回800円
   申込み 市立米沢図書館(0238-26-3010)
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高畠町郷土資料館古文書解読講座

 ★2019年1月26日,2月2日,9日,16日,23日(土)
  各 13時30分~15時30分
   テキスト 「歎願真秘録」
   講師 須崎寬二さん(南陽市市史編纂室)
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   場所は高畠町総合交流プラザ研修室
     受講料 1000円
  申込み 高畠町郷土資料館(0238-52-4523)
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 酒田市の丸高歴史文化財団から顕彰状及び多額の助成金を頂きました。米沢市教育委員会から推薦して頂き,とてもうれしい結果となりました。
 古文書の解読は,以前は読める方がたくさんいたと思いますが,最近はどんどん減っています。明治時代の文書は江戸時代とさして変わりなくまさに古文書で,  大正,昭和の初期もこの続きでくずし字や漢詩を読める人は多数いたと思いますが,戦後の教育を受けた世代は全くくずし字を読めなくなっています。
 100年くらい前の日本語が読めない日本人となっています。高校での古文や漢文の授業の中に少しでもくずし字の日本語教育があればと思います。
 当会の会員数も,昔は7~80人にもなったことがあるそうですが,現在はその半分以下になっています。今回の顕彰を機会に会員増加を願っています。

例会などの案内

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   例会・場所は置賜総合文化センター
     2019年1月の例会です
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 ★1月19日(土)13時30分 1部例会
   国政談  p47 1行目
   売賀家文書 p6~18

 ★1月26日(土)13時30分 2部例会
   井蛙鄙談 p19 6行目から
   式目はお休み,新春茶話会です



  新年あけましておめでとうございます。

  ☆ 米府に在して新陽を迎へ玉ふ ☆
(べいふにいまして,しんようをむかえたまう)
 これは,上杉家御年譜の1月1日の記事の出だし決まり文句です。
米府は,もちろん米沢のことです。大阪府は大阪都になりたがっているようですが, 江戸時代は「都」は京都のことでした。
 参勤で江戸にいるときの決まり文句は,
 ☆ 江府桜田邸に在して新陽を迎へ玉ふ ☆,となります。
 江府は江戸のことです。江府が東京になったのは慶応4年(明治元年)のことです。
 温故会出版の上杉家御年譜のふりがなでは,「米府」は「べいふ」,「江府」は「えふ」となっていますが,疑問もあります。
 桜田邸は,桜田にあった米沢藩の江戸上屋敷のことです。中屋敷が麻布,下屋敷が白金にありました。


     優柔不断の勧め
 鷹山は優柔不断だった。なかなか決断できず,家臣から様々に催促されてようやく決断していた。しかし,これは一面,家臣達に考えさせ,責任感を植え付ける巧みな方法に思える。
 鷹山の実父高鍋藩秋月種美の晩年,高鍋藩江戸藩邸で危篤になった時のこと。親思いの鷹山は父の看病に駆けつけたかった。しかし,隠居藩主は本来は江戸にいるのに鷹山は足が痛い,  その治療のため赤湯温泉で湯治する名目で米沢に居住していた。なのに,父の看病だからと江戸に行って良いのだろうかと,これが最初の迷いだった。
 鷹山の思いを知った家臣達は八方手を回し,鷹山の江戸行きについて幕府の許可を得た。そして数日後に出発という時。  鷹山は,財政窮迫の折から,家臣や領民に質素倹約を強いているのに,自分ばかり親の看病で江戸に行くという贅沢をして良いのだろうか,これが次の迷いで,家臣に上京を取りやめると  伝える。
 家臣達は,既に江戸幕府の許可も得て日程も決まっている中で,取りやめと言われ大慌てである。  確かに費用はかかるが,親孝行の大切さを皆に教える絶好の機会であり,多少の費用がかかっても誰も文句は言わない,と家臣達が一生懸命に説得に努め,ようやく鷹山は上京した。
 これは鷹山の作戦だったのか,あるいは本心から決断できなかったのか,判断は難しい。


     「火種」の謎?
 鷹山の初入部に「火種」のエピソードがある。  童門冬二の小説には駕籠の中で,小さな火種をフーフーと吹いて炭火をおこした話が詳しく描かれている。「火種塾」もある。
 問題は,鷹山公偉蹟録など,これを記載している文書によると,鷹山は「煙管の頭」「雁首」を咥えてふーふー吹いていたというのである。
 雁首は,タバコを詰めて火をつける部分で,ヤニだらけであり,ここを口に咥えるという姿は尋常でない。 家臣もこれを見たら,びっくりしたろう。まさに,殿,ご乱心である。
 いったい,これはどんなことなのか?知っている人がいれば教えて下さい。





      [米沢古文書研究会の会費など]

会費 年3600円(他に教材費必要)
1部例会 毎月第三土曜日
   教材は,国政談(竹俣当綱)と上杉綱勝文書
2部例会 第四土曜日
   教材は,御代々式目と井蛙鄙談(せいあひだん)
原則として会場は,米沢市の置賜総合文化センター
(例会は8月は休み)
連絡先 岡崎(Tel 0238-23-0948)


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